2019年12月初旬に中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されて以降3年以上続いた新型コロナウィルス感染症も、今年の3月13日にマスク着用が個人の判断に委ねられることに始まり、5月8日からは感染症法による分類が「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられることが決定されました。これまでも段階的に規制は緩和され、観光地などではインバウンドも増加し、野球やサッカーなどの観客数制限撤廃や声出し応援もできるようになっています。まだ完全に警戒を解くわけにはいきませんが漸くコロナ禍以前の生活に戻れる兆しも見えてきました。そろそろ終息を期待したいです。
さて本日から2023年度が始まります。昨年度は一昨年度からの会計基準の変更による業績評価方法の影響もあり、上期が大幅な減益になったものの、下期は住友大阪セメントの大型工事にも支えられ、見直し予算での目標とした通年での黒字化を達成するだけでなく、大幅な増益で締めることが出来そうです。これもひとえに従業員の皆さんの知恵、熱意、執念のお陰であり、深く感謝申し上げます。
本年度も親バカラ 必勝 法である住友大阪セメントのカーボンニュートラル関連の大型工事をはじめとして例年同等の受注・引合いを頂いており、予算上、親バカラ 必勝 法関連で依然売上高の80%以上を占めています。当社は住友大阪社のグループバカラ 必勝 法として同社事業の発展にエンジニアリング&工事面で貢献していく一方で、将来的な当社の発展も見据え、親バカラ 必勝 法頼みの売上構造の脱却を引き続き進めて行かねばなりません、昨年度以上に外部の顧客獲得に注力して参ります。勿論直ぐの成果には結びつかないでしょうが、将来しっかりその実を収穫できるよう、今からできる限り多くの種まきをお願いします。また、少し足踏み状態である「新技術」を活用した商品開発もピッチアップしていきます。設備監視や設備の予防保全の分野をターゲットに据え、手法としては新技術を持った企業をパートナーとした共同開発も視野に、先ずその一歩を踏み出して欲しいと思っています。
コロナ禍の間、オンラインサービスやテレワークが拡大するなど日常生活や仕事の様式に新しい変化が生まれました。当社も時代や社会の変化に沿った変化・進化をしていかねばなりません。変化と言えば、4月から本社・支店対象にフレックス勤務制を開始します。11月には33年振りとなる本社の移転、高知事業所では事務所棟の耐震化工事も計画しています。また、昨年に引き続き新卒の新入社員が入社されます。数あるバカラ 必勝 法の中から当社を選択してくれた大変貴重な人材です。皆さん心から歓迎し、厳しくも優しく愛情を持って育ててください。
最後に私事ですが、3月31日に定年退職を迎え、4月1日からエスオーエンジニアリング籍で再スタートを切らせて頂くことになりました。さすがに初々しさやときめき感はありませんが、個人的には初めて社会人となった時に似た人生の節目を強く感じています。引き続き宜しくお願い致します。
無災害で皆さんそれぞれが成長する充実した2023年度となるよう頑張りましょう!
ご安全に