二月初日、先週の寒波とは打って変わり、関東以西の太平洋側は、三月下旬並みの暖かさとなったようです。天気で占うわけではありませんが、幸先の良いスタートに感じます。
さて、1/20にJAXA(宇宙航空研究開発機構)による無人探査機『SLIM(スリム)』のピンポイント月面着陸の明るいニュースが報道されました。SLIMは、『Smart Lander for Investigating Moon』の頭文字の略だそうです。今までは着陸しやすい場所に月面着陸していましたが、ピンポイントで月面着陸できる事が実証され、今後は、クレータ等の着陸したい場所に着陸して月面調査が可能になるとのことです。今回SLIMは横転した形で月面着陸したため、太陽電池パネルが予定していた上側ではなく、横向きになり電源確保が心配されましたが、太陽電池パネルに太陽の光が当たるようになり発電されて電源確保ができ、1/28夜より観測を再開したとの事でした。カラー画像データや技術データを収集し、地球へ送信されてくるので、今回の探査による新しい発見が楽しみです。但し、日中は100℃以上、夜間は-170℃以下の厳しい環境下での探査になるとのことで、SLIMが月面探査機として、いつまで探査できるのか心配です。
このニュースに接し、たまには冬の夜空を眺めて、月を始め、冬の代表的な星座、オリオン座、おおいぬ座、こいぬ座の1等星を結んでできる『冬の大三角』を眺めてみるのも一興かと思った次第です。残念ながら、天候が悪いため、原稿書いているこの時まで、実際には眺めていませんが。興味のある方は、前述の星座に追加して、ふたご座、ぎょしゃ座、おうし座の1等星を線で結んでできる六角形の『冬のダイヤモンド』も眺められます。
最後に、二月ですので、まだまだ寒さ厳しい日が訪れると思いますが、三月末の期末に向けて、受注している工事を確実に進めていければと思う今日この頃です。
二月も、体調管理に気をつけて、皆で力を合わせて、安全作業で頑張っていきましょう。