今回は本社 営業技術グループのメンバーによる、私の一言です。
今の季節、地元の野菜直売所では、様々な春野菜が並び、ついつい長居をしてしまいます。
GWになるといつもタケノコが食べたくなります。私の父親は、生前この時期がくると、朝から知り合いの山にタケノコ堀りに行き、昼ごはんを食べたらまた昼からタケノコを堀りに・・・破竹の勢いとよくいいますが、その通りで、昼にいくとまた大量に持って帰ってきます。グイグイ育つらしいです。大きなタケノコでも堀りたてはとても柔らかく、えぐみも無いのでとても美味いのです。ご近所さんにも食べ助けしてもらい、みんなで旬の味を満喫しておりました。
タケノコは母親の大好物でしたので、父親は張り切って(タケノコ堀りを楽しんで)掘ってきてました。当時、我が家では練炭火鉢を使用してましたので、タケノコの時期は外でぐつぐつタケノコを湯がいてました。冬の間にタケノコ用の練炭を準備しておくのが私のお役目でした。
ある時、重たいスコップを担いでいくのは大変だろうと、軽くて鋭利なスコップをプレゼントしたら「おぉ~これはえーなー。なんぼでも掘れるわ~」とニコニコ笑顔で、喜んでました。
妹とタケノコをみると、「美味しいタケノコ食べたいよな~」と話がでます。今から思えば贅沢な食卓でした。