名古屋支店長 上村奉万
九月を迎えて思うこと
九月のスタートです。迷走する台風10号の進路に振り回される日々が続いて、現場工事の進捗にもいろいろ影響を受けていることと思います。台風10号は、9/1正午頃に熱帯低気圧に変わりましたが、日本各地にさまざまな被害をもたらした台風でした。天気予報では東海地方は、9/3まで雨には警戒するような予報になっています。引き続き警戒していく必要があります。
さて、9月は9/1の防災の日(1923年の関東大震災発生日にちなむ)を始め、防災が意識される月だと思います。台風の襲来も多い月ですし、台風に伴い土砂災害も多発します。いつ発生するか分からない地震についても、最近は各地で頻発していて心配されます。言い古されていますが、『天災は忘れたころにやってくる』とよく言われます。個人的には、なかなか難しいとは思いますが、できる限りの備えはしておかなければと災害が発生するたびに思います。
現在、名古屋支店では能登半島地震で被災した七尾港SSの復旧工事を進めています。震災から8ヶ月、地震の被害状況を目の当たりにし、復旧工事を順番に進めていますが、開けてビックリのパターンが多く、計画通りに進まないことが多発しています。復旧工事には、時間がかかることを改めて感じています。そして、輪島市内や七尾市内やその近辺で地震後に被災し、傾いたり、倒壊した建造物を直接見てくると、自然の脅威の大きさと人間の無力さを改めて感じざるを得ません。
最後に、秋にはさまざまな秋、『芸術の秋』、『スポーツの秋』、『食欲の秋』等、さまざまな秋があります。個人的には芸術もスポーツもハードルが高そうなので、食欲の秋になるかと思いますが、九月に入り、さまざまな秋を楽しんでいければと思っています。
思いつくがままに、文章を書きましたが、まだまだ現場では暑さ厳しい日々が続くと思います。体調管理に気を配り、さまざまな秋を楽しむ余裕を心に持ちながら、安全第一で、九月も頑張っていきましょう。